chapter1

「美しい地球で生きたい」

人間は、海や山、生き物たちに生かしてもらっている。
地球の7割をも占める海。
私は海が大好きだ。
特に美しい海で泳いでる時には水を得た魚の様に生き返った気分になる。
海にはたくさんの美しい生命が暮らしているのに、

その住処を汚すのはいつも人間だ。

photo by 荻原隆太

2048年には魚の量よりゴミの量が多くなると言われている。
本当にそんな事が起きたら人間はこの地球で生きていくことが出来るのだろうか。
それが現実にならない為にも私は、

人間が海に出したゴミで
海の生き物の美しさと
海の生き物の声を表現していく

chapter2

「困ってるのは海で暮らす生き物」

地球の美しさや、
人間の活動による災害、
これから起きるかもしれない悲惨な事を

自分なりに叫んでいた。
が、誰にも届かなかった。
めんどくさい事、難しい事は興味のある人にしか届かない。

石川県に引っ越してからの夏は毎日のように海で泳いでいる。
海の中はとても綺麗。

だけれど、海岸に打ち上げられているゴミが気になるようになり、たまに拾うようになった。
ある日、ゴミ拾いの最中にすぐ横でポイ捨てする人を見かけた。
ただ拾ってるだけじゃ世界は変わらないと絶望するようになった。
困ってるのは人間だけではなく海で暮らす生き物なんじゃないか。

chapter3

「面白くやると人はついてくる」

「誰にでも面白く、分かりやすい」
をテーマにあやおの海ゴミアートの創作が始まった。
見た瞬間に「かわいい!海に流れ着いたゴミで出来ているんだ!」

とわかってもらえるよう創作する手に力を込める。
そして、その生き物について少しだけ詳しくなったり、好きになったり、
その生き物を守りたいとか、人間はこんなにもゴミを出してるのか、、
とか、自由に感じて日々の生活を少しでも見直してもらうキッカケになってくれたらと作品に想いを込める。

作品を通じて、ひとつしかない地球で生きる上での”本当の豊かさ”を伝えていきたい。

自宅兼作業場の様子
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